需要の増加に伴って案件の数が増えているIT業界では、生産性の向上が大きな課題になっています。
エンジニアとして生産性を上げるために必要となる作業の一つが、スキルアップです。
急速な進化を遂げるIT業界では、常に最先端の技術を使って作業を行われます。現状に満足して新しい知識や技術を身に付ける作業を怠ると、生産性を上げるどころか時代に取り残されて活躍の場すら失いかねません。
与えられた仕事をただこなしているだけでなく、空き時間を使って知識や技術を吸収していく作業を続けていくことが大切です。
時間帯による作業内容の変更も、生産性を上げる重要なポイントの一つになります。
人間は、時間帯によって脳の働きが変化する生き物です。一般的1日の中で午前中が特に脳が活性化されて頭が冴えると言われています。そのため、この時間帯はアルゴリズムの解析やソースコードの書き出しなどの論理的思考が必要な作業を取り入れるのが基本です。
午後の時間帯は昼食による血糖値の上昇に伴って集中力が低下してしまうので、頭を使う作業を行っても有益な成果を得ることができません。時間を無駄にしないためにも、午後は単純作業を中心にすることが生産性を落とさないコツです。
夕方から夜間に掛けては脳が休息に入り始める時間帯なので、無理に作業を行うのは逆効果です。抱えている案件が溜まっているなどやむを得ない場合を除き、仕事をせずに体を休めることが、生産性の向上に繋がります。